夏休みが終わり心機一転、二学期の始業式を迎えました。
二学期からは数名の転入園児を迎え、一学期よりも少しだけにぎやかに保育を開始することが出来ています。
その中で、始業式に初登園した子が在園児ととても仲良く遊んでいる姿に、私は非常に驚かされました。
まるで今までもこの幼稚園に在籍していたかのように、とてもよく馴染んでいるのです。
よく様子を見ていると、すぐに仲良しになれた秘訣は、子どもたちのコミュニケーションの仕方にあることに気づきました。
彼らは「〇〇ちゃん、こっちで一緒に遊ぼ!」とか「〇〇ちゃん、このおもちゃ好き?」というように、まず新しいお友達の名前を覚えて呼び、相手のことを知ろうとしていたのです。
幼稚園児に限らず大人であっても、新しく来た人を上手に受け入れるのは相当難しいものです。
大人向けの集会でさえ、古参メンバーが内輪で盛り上がり、初参加者が一人でうつむいている様子を何度も見たことがあります。
コミュニケーションは、互いを認め合い、互いに思いやることから始まります。
相手を受け入れることが出来なければ、健全なやりとりを育むことは難しいでしょう。
この点において、朝日幼稚園の子どもたちは、大人に引けを取らないほど素敵なやりとりを
実行していたのです。
この子どもたちの素敵な賜物を、豊かに育む保育が出来る二学期にしてゆきたいと願っています。
📖聖句
「命の泉はあなたにあり あなたの光に、わたしたちは光を見る。」
詩編36編10節
Comments