5月の園だより「保育室の床」🧹

新年度が始まって約一か月が経ち、新入園児もすっかり朝日幼稚園の一員として楽しそうに過ごしています。春は心機一転新しいことが始まり、園全体が若返ってゆく季節です。


 さて、そんな春を迎えるにあたり、私どもの園では先生方が保育室の床にワックスをかけ、ピカピカに仕上げてくださいました。私も早速見に行き光を反射する床に感動したのですが、改めて見ると幼稚園の床にはたくさんのドラマがあることに気づかされました。


 子どもたちがおもちゃを落としたであろうヘコミやキズ、お遊戯やゲームのために貼られたテープの跡、あるいはささくれが子どもたちの足に刺さらないように補修されたなごりなど……。日々子どもたちがどのようにここで過ごし、また先生方が見守ってきたのかということを、床全体が記憶しているかのようです。


 そのように考えてみると、保育室の床は幼稚園にとって勲章のようなものではないかと私は思うのです。年を重ねるごとに毎年子どもたちが力いっぱい遊び、補修されワックスが塗り足され、いつか床全体が張り替えられる時まで、素晴らしい時間と想いがここにあることを証明する、ささやかな幼稚園の勲章が保育室の床ではないでしょうか。


 新年度が始まり、これから保育室の床のヘコミやキズやテープの跡は、より一層増えてゆくことでしょう。これからそれぞれの保育室でどんな素敵なことが起こるのかを楽しみに、新しい月を迎えたいと思っています。


📖聖句

「恐れるな、わたしはあなたを贖う。」 イザヤ書43章1節

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三ヶ月ほど前の2月の終わりごろのこと、教会の用事で神戸に行く機会がありました。私がお仕えしている東舞鶴教会と親しい関係にある教会が、しばらく無牧(専属の牧師がいないこと)になったので、親しい教会の牧師が代わるがわる日曜日の礼拝を担当することになったのです。 平日の保育の余韻が残る私たちの教会の礼拝室と違い、いかにも教会らしい荘厳な雰囲気の礼拝堂で、牧師である私の前には向かい合うように正装の会衆がズ