5月の園だより「コロナ」😷

 去る4月25日、三度目の緊急事態宣言が発出され、京都府に属する舞鶴市も対象地域になりました。私たちは再度不自由な生活を強いられていますが、その中でやはり気になるのは子どもたちのことです。

私は以前からマスク着用が子どもたちの発達に影響があるのではないかと懸念していたのですが、やはり最近になって「マスク着用による子どもの発達への影響」が指摘されるようになってきました。脳科学者や教育学者によれば、子どもの脳には表情を識別することを学ぶ特別な時期があり、マスクの着用は子どもが表情を学ぶ重要な機会を奪う可能性があるそうです。


 確かに、考えてみれば私たち大人もコロナ以降相手の表情が分からず、感情が読み取れないという経験をすることが度々ありました。発達途中にある子どもへの影響は、否定しきれないでしょう。その中で、子どもたちのために私たちができることは、いったいどのようなことでしょうか。


 第一に表情以外のコミュニケーションをいつもより多くするように心がけることです。声色を意識し楽しげな声を出してみたり、身振り手振りやボディータッチが有効であると言われています。


 第二に、感染の可能性が少ない家族だけの空間では、マスクを取るようにすることも重要だそうです。何も出会う人全員の表情が見えなくても、家族の表情が見えるだけで子どもの発達には大きな効果があるのです。


 そして第三に、絵本を読むことも大きな意味を持ちます。子どもたちは絵本の読み聞かせによって感情移入し、絵本の登場人物になりきって物語を聞きます。このとき、絵本の絵に描かれた表情と、自分の感情をリンクさせることが出来るようになってゆきます。


 私共の幼稚園でも、これまで以上にコミュニケーションの種類と量を増やし、また絵本の読み聞かせなどにより、健全な発達のサポートをしてゆきたいと思っています。是非ご家庭でも、子どもとの交流を今まで以上に楽しみ、また大切にしていただければと、願っています。


📖聖句

「天よ、喜び歌え、主のなさったことを。」 イザヤ書44:23

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