2月の園だより「先生、見てて」

 先日、健康診断の結果をかかりつけのお医者さんに見ていただいたところ、運動をするように厳しく命じられたため、休憩時間に1日5分の縄跳びを実践するようにしています。一人で縄跳びをしている私の姿を見ると、子どもたちも縄跳びに参加してくれるので、みんなで縄跳びをしたり、一緒に園庭で遊ぶといった機会も増えるようになりました。子どもたちと楽しく過ごしながら健康も維持できるとは、まさに一石二鳥であると思います。


 みんなで並んで縄跳びをしていると、どの子もみな一様に「先生、見てて!」と言って、縄跳びを頑張る姿を見せてくれます。そして傍でその姿を見ていると、とても満足した様子でニコニコしてくれるのです。何かを教えたわけでも、褒めちぎったわけでもありません。ただ傍にいて、見ていただけ。しかしそれだけで子どもたちは満足なのです。


 二度目の緊急事態宣言が発出されて早2週間、おもちつき大会も延期になり、おひさま広場も休止し、特別なイベントどころか通常の保育さえ実施することが難しくなりつつあります。ともすれば、「一緒に食べる」や「触れ合う」といった、保育の根幹にかかわることさえ出来なくなる日がやってくるかもしれません。


 しかしその中でどんな状況になろうとも、最後までできること。そして子どもたちが健やかに育つうえで、一番大切なこと。それが「傍で見ている」ということではないでしょうか。信頼する大人が見ていてくれるという安心感と、頑張り切って顔を上げたとき、誰かが微笑み返してくれるという満足感。それが子供たちの自信になり、自己肯定感になってゆくのでしょう。


📖聖句

「わたしは主の道を守り、わたしの神に背かない。」 詩編18編22節

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