11月の園だより「大きく育てる秘訣」🌴

 現在、伝道館にある私の執務室には人の背丈よりも大きい木が7本生えています。より小さい植物もすべて合わせると、執務室はまるでジャングルのような景観になっているのですが、実はもともとこの植物たちは、100円ショップで買った手のひらサイズの苗でした。それが何年か育てているうちに、あるものは天井まで届き、あるものは枝を前後左右に広げ、

部屋の大半を占領するに至ったという次第です。


 このようにいうと、植物を育てるのが上手いと思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。実は、植物には誰でも元気に育てることが出来る「育て方の秘訣」があるのです。その秘訣とはごく簡単なことで、「いつも目に入る場所に置く」というたった一つのことを守るだけなのです。


 いつも目に入る場所に置いておくと、自然と植物の小さな変化に気づきやすくなります。またわざわざ世話のためだけに移動したり道具を運んだりといった労力も減るので、必然的に世話がしやすくなるのです。要は「いつも目に入る場所に置く」という世話がしやすい環境さえ整えることが出来れば、植物はより元気に大きく育つという訳です。


 これと同じことが、子どもたちと保育者との関係についても、いうことが出来ると思います。保育をしやすい環境が整っていれば、先生方は子どもたちの小さな変化に気づくことが出来るし、また労力が減ることでより丁寧な保育をすることが出来るようになります。そのため、私どもの園では先生方の働きやすい環境づくりも、園運営の中で重要なポイントであると考えています。先生の頑張りに期待するのではなく、無理なく自然とよい保育が出来るような幼稚園をいつも目指しています。


📖聖句

「わたしの魂よ、主をたたえよ。」 詩編104編35節

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