園だより「一年を振り返って」⛪️



 キリスト教会によって建てられた私たちの朝日幼稚園では、毎週子どもたちのための礼拝があり、その中では必ず子どもたちに向けて聖書のお話が語られています。実にその数、一年間で70回以上。天地創造やアダムとエバの物語から始まり、イエス・キリストの教えに至るまで、そのテーマは多岐に及んでいましたが、実は私がこの幼稚園の園長として、また教会に仕える牧師として、子どもたちに伝えたいメッセージは、たった一つだけでした。


 それは、「あなたは神さまに愛されている神さまの子どもです」ということです。なぜなら、このたった一つのメッセージを伝えるために、教会は世界中に宣教師を派遣し、教会を建ててきたからです。聖書は辞書のように分厚い書物ですが、その内容はとても単純です。神さまはいつもそばにいてくださること、神さまは私たちを愛しておられること、このことが分かると私たちの生き方も変わること。この純粋で明快なメッセージこそが子どもたちの健やかな成長には必要であるという思いから、初代園長の西村直牧師は日本が戦争に向かって行く時代にあって、朝日幼稚園を創設したのではないかと思います。


 今、私たちの世界では感染症が終息しないうちに隣国で戦争がはじまり、誰も経験したことない時代を迎えています。その中で、子どもたち一人ひとりが揺るぎない神の愛をいつも身近に実感し、自分が価値ある存在であると信じ続けることが出来るならば、どんな時代であっても、またどこに行っても、彼らは自分の足で力強く前に進んでゆくことが出来るはずです。


その歩みために建てられた幼稚園であることを自覚しつつ、新年度も研鑽を続けてゆきたいと思います。


朝日幼稚園 園長 山下瑞音

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